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2024/05/14 18:15 |
勇者の冒険 第六話 襲撃
クロスオーバードラクエの小説です。
なんだかとっても長くなりそう。週二回の更新を目安にして連載中。

登場人物

リュカ  …Ⅴの主人公 Lv99 装備:王者のマント ドラゴンの杖 炎のリング
ユーリ …Ⅳの女勇者 Lv99 装備:天空の鎧 天空の盾 天空の兜 天空の剣 星降る腕輪
チロル …白いキラーパンサー Lv25

勇者の冒険 第六話 襲撃
真夜中をだいぶ過ぎた時間。
リュカはただならぬ気配を感じ、目を覚ました。
ユーリも同時に目覚めたらしく二人、すばやく、窓まで移動する。
岩でできた城壁の上に並んだ、かがり火が夜を照らしている。
窓の下がなにやら騒がしい。
ドラの音が鳴り出し、誰かが叫ぶのが聞こえた。
「敵襲だー!モンスターが来たぞー!」
とたん、宿の中も騒がしくなり出した。
リュカもマントを羽織り、杖を手に取ると、ユーリも天空の装備を身につけている。
二人、目を合わし、宿から走り出る。
いつの間にかチロルも厩舎を飛び出したのか、リュカの横をぴたりと走っている。
目指すは城壁に上れるところ。宿から見て、上へ続く石段があるところを確認している。
途中、何人もの、戦士、魔法使い、僧侶などが、みな、城門の方へ駆け出していく。
この国が雇った傭兵だろうか。
二人は飛ぶような速さで石段を登り、城門の上に昇りついた。
そこでは、この国の独特の赤い兵装をした兵士たちが、大きな石弓を操作し、また、弓兵たちは次々と矢を打っていた。大きな岩がぶつかり合うような轟音がとどろき、モンスターのおたけびが響き渡る。
ただならぬ気配に城壁の縁までゆき、下を見、リュカとユーリは、絶句した。
 
つづく。
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2007/09/05 18:03 | Comments(0) | TrackBack() | 勇者の冒険

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